復活のルルーシュ見てきました。
先週の2月9日(土)から公開の始まっていた『コードギアス 復活のルルーシュ』を見てきました。
劇場版の3部作は見てませんでしたが
TV版とそんなに違いはないと思うし大丈夫かなと思ってましたがけど
劇場版は少しだけ展開が違ってたんだなと冒頭部分で気づかされましたね。
もし、TV版しか見てない人は、どこかまとめサイトかレビューサイトで劇場版3部作の変更点を調べてから見に行った方がいいかも?
まぁ、見てなかったのて「マジか?!」と驚きましたけど
それで劇場版3部作も見ようかなと思っただけで
今回の復活のルルーシュを見るうえではそこまで大きな内容ではないですね。
ネタバレになるのでその感想は後にして
映画としては物語のその後って言うよりは、単にまたコードギアスのキャラ達のエピソードが見せたなかった程度の内容。
戦闘とかよかったし作品として悪くはないけど
ラストのある一点がしたかっただけで他はそのおまけかぁ程度な内容。
特定のコードギアスファンのためのような新作。
劇場版で一回見るのに支払った金額程度は楽しめました。
でも、BDが欲しいとまでは思わない内容ですね。
ちなみに1作で完結してたので復活のルルーシュとしては次があるとかはないです。
それでは以下よりネタバレありの感想です。
シャーリー生きてた
はい、冒頭で上げた劇場版とTV版を今作で気づかされた点です。
他にも違いはあったのかもしれませんが、ウチが見ていてわかったのはここだけです。
一応、2章で死ななずにギアス教団を殲滅しに行ってて
何でギアス教団殲滅しに行くことになったの?って展開がおかしくなってるのをツッコまれてるレビューを見ていたので2章時点では知ってましたが
どうせ、最終章で展開は違えど殺すんでしょ?
みたいに思ってたけど、まさか生存したまま終わっていたなんて・・・・・・
生かしてくれるならTVの時点でがんばって問題ない展開で生存させてほしかったですよ。
ルルーシュも生きてた
はい、ここ重要なネタバレ。
CMでは一切登場させず隠しているのに開始10分ぐらいで登場。
タイトル通り、物語前半はルルーシュが復活されるまでのお話でした。
まぁ、ルルーシュあってこそのコードギアスだから当然ですよね。
(亡国のアキトの微妙感・・・
ちなみに物語冒頭でゼロ(スザク)とナナリーがテロリストにいきなり攫われて退場してしまい。
CMでスザクが目立ってて、ルルーシュの代わりにスザクが頑張る話かと思っていたんですが、全然そんなことありませんでした。
なんで生きてたかと言うと、シャルルからコードを引き継いでしまっていて、そのために半端に肉体だけは無事だったという設定。
ゼロ(スザク)に刺されたルルーシュをシャーリーが匿っていて治療してたっぽい(生存していたシャーリーのお仕事終了
でも、魂がなくなっており廃人状態のため、魂はCの世界にあるかもしれないという希望にかけて、C.C.は廃人のルルーシュと残っている門を目指す旅をしていました。
そこで偶々、門を目指した場所がスザクとナナリーを誘拐していた国だったわけで
門の先で復活したルルーシュは、スザクを助けて、今回の親玉が手元に置いているナナリーを助け出すという展開。
敵はギアス教団の分派
登場人物たちからしたら偶然、旅をしていたC.C.の目的地がスザクやナナリーを誘拐した国にあっただけでしたけど
実際のところはその国は結局ギアス絡みだったわけでした。
敵の目的は世界のやり直し。
本編だとシャルルが思い出に生きる世界
シュナイゼルが暴力的なまでの圧倒的な力を抑止とする世界
ルルーシュが皆が自分たちで歩んでいく世界
と各々が考える平和な世界を目指したのに対して、別の回答を用意してきた形。
求めた世界とはぶっちゃけてしまうと争いが続く世界。
しかし、本編ですでに意見の対立とかやっちゃってたし
今作では単にルルーシュが自分が築き皆が守る平和を脅かし、ナナリーを攫った相手。ただそれだけの許せないだけの敵として倒されたので、あまり深みがない。。。
敵のギアスは死に戻り
そんな世界のやり直しを願う敵の持つギアスは何だったかと言うと
リゼロのスザクが持っている死に戻り。
死ぬと6時間前に今の記憶を戻してやり直せる力。
敵に追い詰められても6時間前からやり直せるため
国に自分の見てきたことを予言として伝え、これからの出来事に備えることができるもの。
これによるスザクは動きを知らていたため罠を貼られ破られ
ルルーシュは敵を追い詰めても、追い詰めるための策を最初から対策され破られて追い詰められていく展開。
C.C.のギアスの効かないって特性も自己の記憶を過去に飛ばすだけの力なので対策しようもく。
ルルーシュは自身の策を実行前から完璧に封じれる敵の手腕を
策略によるものではなくギアスによるものと言う前提で攻略を開始
さまざまな策を巡らし、敵のギアスの能力の可能性を検討絞り込むことで
敵を追い詰めていくって言う話。
つまり、死に戻りVS戦略ってわけですよ。
そんな能力もあるかもって前提が成立してたら、打ち破ることはできちゃうって言う。
死に戻りって能力の強さと弱さを叩きつけてくるお話ともとれなくもないw
最終的に能力を完璧に打破されて、10時間以上眠らされて爆死させられました。
寝ている間に死に戻りして、死に戻っても眠ってたまま、また爆死させられる。
冷静に考えるとすごく哀れな最後を迎えたボスでした。
そんなギアス能力相手だったので、スザクやカレンは新しい機体に乗ったにも関わらず、ほぼ活躍0(勝ってもやり直しのため
スザクはもう活躍完封で、この子の一番の活躍はCMによる宣伝だったんじゃないだろうかってレベル。
最後に
ナナリーを無事に助けてハッピーエンドとなり
皆、ルルーシュの本意には気づいてたため、スザク以外は概ねルルーシュが生きていることを許しちゃってたので、ナナリーがルルーシュにまた一緒に暮らしたいとお願いしてきますが・・・
(なお、スザクはルルーシュが生きてる事に最初怒りを向けるけど、ルルーシュが生きてない1年は「一人で寂しかった」と言って許してました。最終話で受け取った罪のギアスとは一体・・・)
でも、不老であるC.C.は落ち着くことができず
また一人で目的もない世捨ての人として、旅に出ようとするのをルルーシュが呼び止めて
自分も今の世界には必要ないと言い共に行くことにしました。
C.C.を一人としないため自分も一緒にいることを誓う意味も込め
この世に存在してはいけないルルーシュの名前を捨てて
L.L.と名乗り生きていくと・・・・・・
作中で今の自分はCの世界から魂が半端に復活しているだけと言って
いつまた消えるかわからないと言ってたけど
Cの世界の住人となったとある者達によって救われて完全復活したことになり
C.C.と生き続けるENDでした。
ちなみに救われるときにルルーシュは自分を救おうとする光に対して
「お前達」にまた救われるのかと言ってて
「お前達」って誰って悩んでいました。
ルルーシュを死んだあとも助けてくれる存在って、ユフィ以外に居たかなぁと・・・?
シャーリーも死んだままなら2人なので「達」ってわかるけど
シャルルとマリアンヌは憎悪と未練だけで残ってはいたけどルルーシュを助けるわけないし。
しばらく悩んだ後に、ロロって存在を思い出して、ユフィとロロが助けたのかと納得しました。
ユフィはEDでスザクが墓参りしていて忘れられていない存在としてちゃんと描かれていたけど、ロロに関してはこのことに気づけないと全く分からん扱いでしたね。
実は生きててもほとんど出番なかったシャーリーの方が扱いの酷さでは圧倒的に上な気もするけど・・・・・・
とりま、ルルーシュを完全復活されられたから
人気次第ではこの後も続けようと思えば続けれる状態になったコードギアス。
うーん、本編時点で続けなくて良かった感は、この作品で全然拭えてないのでもういいでしょって感じです。
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映画 コードギアス 復活のルルーシュ オリジナルサウンドトラック
- アーティスト: 音楽:中川幸太郎
- 出版社/メーカー: フライングドッグ
- 発売日: 2019/02/13
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ちなみに次は2月15日はダンまちの映画を見に行く予定。